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第2回 ブレスレット
-もの作りの可能性を広げる -
<材料>
ラティーゴ2(またはその他のタンニン鞣し革)2.0mm厚、手縫いロウビキ糸(白)、小バックル1.0cm巾(N)、片面カシメ小(N)
<用具>
[裁断・革漉き]
丸ギリ、革包丁30mm巾、ガラス板
[床・コバの処理]
トコフィニッシュ、へりおとしNo.2、へりみがき
[接着]
サイビノール100番、ジラコヘラ40mm、ローラー
[手縫い]
ステッチンググルーバー、1本ヒシ目打2.5mm巾、2本ヒシ目打2.5mm巾、4本ヒシ目打2.5mm巾、木槌、ゴム板、手縫い針(太)、ステッチングツリーもしくはレーシングポニー
[金具の取り付け]
バックル用穴あけ5号、ハトメ抜き8号、カシメ打ち(小)、打台
1. 革漉き
バックル取り付け部を折り返しやすくする為、床を漉いて薄くする。
ガラス板に革をのせ、革包丁を横にすべらせる様にして徐々に漉いていく。
床・コバ磨き、穴あけを行う。
床磨きは接着面を避けて行うようにする。
バックル取り付け部の穴あけは、バックル用穴あけ5号を使用。
ない場合は2つのハトメ穴を切り繋げてもよい。
2. 接着
手縫いの下準備として縫い合わせ部を接着する。
接着剤はサイビノール100番。
ジラコヘラを使い、貼り合わせる両面に薄く塗布する。
ブレスレットの場合、革を曲げた状態で貼り合わせる。
これにより、腕の形に沿う美しい仕上がりになる。
すばやく貼り合わせたら、ローラーでしっかり圧着する。
3. 手縫い
ステッチンググルーバーで糸を収める溝を切る。
今回は溝がブレスレットのセンターに来る様に調整する。
裏側も同様に行う。
4本ヒシ目打2.5mm巾を溝に合わせ、木槌で数回に分けて打ち込む。
ヒシ目打の刃の1つを常に前の穴に重ねて、等間隔に打ち続けていく。
縫い終わりに近づいたら1本・2本ヒシ目打で間隔を調整し、バランスよく仕上げる。
革の手縫いは1本の糸の両端に各々針を取り付けて行う。
糸が手縫い途中で抜けない様に、ただ通すだけでなくしっかりととめる。
まず手縫いロウビキ糸を縫う長さの4〜5倍にカットし、針穴に通す。
次いで針先で2回突き刺し、引いてより合わせたらセット完了。
手縫いは奥から手前に向かって進めていく。
まず1番奥の穴に糸を通し、表側と裏側の糸が均等になる様に揃える。
革は膝で挟んで支える事もできるが、写真の様にステッチングツリーやレーシングポニー等の木ばさみを使用すると、より効率よく作業を進めることができる。
両手に針を持ち、1つ目の穴に右手側から針を入れる。
左手側で針どうしがクロスの形になる様に受けて引き抜く。
クロス時の針の上下が変わると糸目が乱れてしまうので、常に一定になるように注意。
クロスをそのままに手を返し、左手側の針を同じ穴に入れる。
右手で針を抜いたら、両側から引き締める。
この繰り返しで縫い進んでいく。
縫い終わりは2目縫い戻り、縫い目のきわで糸を切る。
糸が革によく馴染むように、縫い目全体を木槌の腹で叩いて押えておく。
4. 金具の取り付け
バックルを包み込んで片面カシメ小でとめる。
打台の裏面にのせてカシメ打(小)で打ち込む。
5. 完成
ブレスレットの完成です。
革の色を変えての2色使いも楽しそうです。
今回の技法は手縫いだけでなく、ベルト作りにも応用できます。
ぜひチャレンジしてみてください。
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